地球環境を守る 不織布、繊維原料 姫路市
 

バイオテクノロジーについて

・・・遺伝子組替え作物・・・

私たちは今日、バイオテクノロジーや遺伝子組替え作物といった言葉をよく耳に します。
現在、バイオテクノロジーの世界では、新しい遺伝子を組み込まれた植物や動物,バクテ リアなどが生態系に放出されているそうです。遺伝子組替えダイズや遺伝子組替えコーンなどがアメリカで生産されているという話はよく知られていますが、遺伝子組替え作物として最初に植えられたのは、1996年アメリカアラバマ州で、昆虫を殺すように遺伝子操作された棉花でした。
しかし、遺伝子組み換え生物が生態系や人類にとって悪い影響があるという懸念から、現在ではバイオエタノールを抽出するためのトウモロコシなど一部の作物にしか使用されていません。
本来生態系は多種多様な遺伝子を持つ生物が混在しているからこそ安定して継続できます。ひとつの作物だけを大量に生産しようとする現代の仕組みこそが、生態系を不安定にし、時には大きな災害をもたらしているのだということを認識しなければいけません。